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EC通販(Amazon 楽天)で倒産する7つの要因と対策

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こんにちは。ハル社長です。

EC通販事業において重要な事はリスクの想定です。
イケイケで売上を伸ばす事も大事ですが、ディフェンスが弱いと一気にビジネスモデルが崩れてしまう
そんなケースも多々あります。

Amazon垢バン経験6回と、楽天垢バン経験2回ある私が、EC通販において知っておくべきリスクについて解説します。
ではどうぞ。

理由①:在庫の山

物販事業では、基本的に売上が伸びれば伸びる程、在庫数が増えていき、在庫リスクが上がっていきます。
売上が伸びている時期ほど、仕入れも増えるので、キャッシュフローが悪化します。

また、せっかく売れるからと在庫回転率の悪い商品ばかりをそろえてしまうと、いつの間にか在庫の山になってしまいます。

「在庫が増えている=資産が増えている」という考えは危険です。

在庫は資産計上されますが、売れなければゴミと一緒という感覚が大切です。
在庫回転率が悪い商品があれば、どんどん切り捨てて売れ筋商品のみを取り扱っていくことを意識しておかないと、あっという間に在庫だらけの会社になります。

これは私も意識しているのですが、「在庫の総額が月商を超えない」ようにするということを心掛ける事が大切です。

理由②:ライバルからの嫌がらせ

商品が売れていると、ECモール内での露出が増えると同時に、ライバルから違反を通報されるケースがあります。

3年以上、物販をされている方であれば、一度はこういったケースを経験されているのではないでしょうか。

商品ページの違反を指摘されたり、時には商品レビューに低い評価を複数入れられたりするなど方法はさまざまです。

自社商品を売る目的で、徹底的にライバルを排除しようとする質の悪いセラーはどのモールにも一定数います。
相手も販売者ですから、小さな違反を見つけるのはお手のものです。

実際起こる垢バンの50%くらいが、こういった通報によるものではないかと個人的には思っています。

相手からこういった指摘を受けないようにする為にも、自社商品などに違反がないかチェックして、ディフェンスを固めておくことが大切です。

理由③:送料値上げ&平均売価1,500円以下

EC通販において、物流の送料値上げによるダメージは計り知れません

特に顕著なのが、500mlの水24本セットなどの大型商品を取り扱いしている場合と平均販売価格が1,500円以下の場合です。

こういったモデルは、送料に大きく依存します。
送料の僅かの値上げでも大ダメージになりかねません。

大型商品では配送契約の見直しができなければ、取扱ができなくなりますし、低単価商品では、利益率を一気に引き下げてしまいます。

私は以前に平均売価1,000円の専門店をやっていました。
出荷はすべてゆうパケットです。
こういった単価の低い商品で売上を伸ばす為には、販売数が必要です。

1か月に数千個~数万個の販売をしていく中で、数十円でも値上げされると、年間で数百万の利益がふっとびます。
このように、単価が低い分、ちょっとした送料値上げの影響をもろにくらいます。

販売価格を上げる経営努力を行い、それでもだめなら商材の見直しをおこなっていきましょう。

理由④:販路依存 / 垢バン

EC通販をやる上で、絶対にやってはいけないのが販路の依存です。

だれでも垢バンになるリスクはある。明日自分が垢バンされるかもしれない。
こういった危機感は必ず持っておくべきです。

最初は一つの販路を集中的に伸ばす戦略で間違いないのですが、会社がまわるくらいの利益がでるようになれば、その他モールへの出店を検討していくべきだと思っています。

私も、Amazonや楽天で垢バンをくらった時には、他モールの売上があることで助かりましたし、 在庫処分もする必要がありませんでした。
会社が倒産するような事もありませんでした。

私は、常に最悪のケースを想定した超ディフェンシブ経営です。
売上の分散や、複数の収入の柱を作っていくことを一番に考えています。

このサイトをやる理由も、この新しい柱の構築ができないかと考えた結果です。
最初は1点集中で伸ばしていく戦略も間違いではありません。

その次のステップとして考えておくべき事は、売り上げの分散です。
慣れないモールでの立ち上げは骨の折れる作業です。
しかし、最初の困難を乗り切れば圧倒的に強い経営体制になります。

「1つの販路に依存する=倒産まで時間の問題」

この事を頭の片隅に入れて、常に販路開拓をしていきましょう。

理由⑤:薬機法違反 / 景表法違反

化粧品や健康食品を取り扱いするセラーは、薬機法や景表法違反が命取りになりかねないので注意が必要です。

私も以前に、ボディソープで匂い訴求をして保健所に呼び出しをされた事もあります。
問題になったのは、匂い訴求です。「エチケット成分配合」がアウトでした。

こういった違反があると、垢バンや罰金だけならまだしも、営業停止や最悪のケースだと逮捕される事例もあります。

こうなると、経営の根本を揺るがす問題です。
法令表記違反による倒産にならないように、絶対に法律順守を心掛けましょう。

理由⑥:突発的な販売規約の変更

ECモールの規約変更も大きなリスクです。

ここ最近では、楽天が全店舗に3,980円以上の購入で送料無料にするという発表で揉めています。
モールで販売する以上、ルールは自分で決める事ができません。

これまで取り扱いができた商品が販売できなくなる可能性も十分にあります。
これは各ECモールの気分次第です。
プラットフォームを利用している以上、何が起こってもおかしくありません。

自社サイト構築や卸販売など、売上分散を行っておくことが重要です。

理由⑦:利益率20%以下

ECモールの手数料値上げにより業績が悪化して潰れる会社もあります。

利益率20%以下の場合にはこの影響をもろに受けます。
零細企業が物販事業をやる上で、20%以下の利益率では手元にお金を残す事ができません。

利益率の低い商売で利益を増やそうと思うと、売上規模を上げるしか方法はありません。
こうなると、在庫リスクが増えていくので、垢バンなどをくらった時のダメージは計り知れません。

また、モールの販売手数料の改定は頻繁にあります。5%前後は日常茶飯事です。
こういったリスクを想定すると、30%以上の利益率を目指す必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

リスクを考えはじめるとキリがないですよね。
「何か起こったら仕方ない」と諦めてはいけません。

私もこれまでAmazonと楽天で複数回の垢バンを経験してきました。

こういった緊急事態は、ある日突然やって来ます。
最悪のケースを想定した戦略を、日々考えておきましょう。

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